VEI (Volcanic Explosive Index) はNewhall and Self (1982)によって提唱された、爆発的噴火の規模を表現する区分方法である。便利な指標として広く使われている(例えばスミソニアンの火山噴火データベース)が、原典の図はいわゆる"Paywall"の中でありオープンではない。
そこで見やすさと原図のレイアウトを両立しながら、原意を尊重しつつ日本語で作り直したものをこちらに置いておく (つまり本当の意味での原典には成り得ないが、できるだけ近づけた)。同様の図にはこちらにある宇井(1997)というものがあるようだが、そちらは書籍からの引用であり著作権的に不自由なのでこれを制作した。
なお、当然の事ながらこれらは80年台当時の知見の集積に基づいており、噴煙高度や噴出様式といった項目との対応関係は、現代においては細かな異論を差し挟む余地がある。然しながら大枠を塗り替えるには至っておらず、依然として有益な図である事には違いない。
原典となる文献:
Newhall, C. G., and S. Self (1982), The volcanic explosivity index (VEI) an estimate of explosive magnitude for historical volcanism, J. Geophys. Res., 87(C2), 1231–1238, doi:10.1029/JC087iC02p01231.
Newhall and Self (1982)に基づくVEI(火山爆発指数)の区分図(日本語版)。
イラストレーター用ファイル(.ai)はこちら。
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上図はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 ライセンスとする。
(つまり出典さえ明記すれば、改変も行うことができる。)
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